2012年1月21日土曜日

特選句 初孫の笑顔寿ぐ鏡餅  石本信幸



 初孫新年句会結果発表

はつまごのえがおことほぐ/かがみもち(12+5のリズム)

ことほぐで軽い切れを入れてみました。俳句は切れが重要です。どこで一句を切るか?そこが作品の腕のみせどころです。切れこそいのちです。切つて後は季語の鏡餅に語らせる。これが俳句の三次元化であり一句の広がりが大きくなる。大きな句にするためには切れが大切です。俳句の三次元化の技術です。
スパコンの「京」にもできないこと・俳句でしかできない日本刀のごとき切れの強みです。
ちまちました俳句(月並み俳句)にならないいためには、どんな表現をしたらいいのか、どんなこと・どんなものを組み合わせたら一句が大きくなるかを常に考えることが必要です。それが俳句にはまる理由です。なぜを考えることが大切です。安易に答えを求めない。なぜを考えないないと突破口が見つけられないですね。俳句の上達法はたくさん書いてたくさん捨てることです。一句をいろんな方に見てもらうことが必要です。独りよがり、独善にならない事が大切です。

「原句」初孫の誕生祝い鏡餅

「添削句」初孫の笑顔寿ぐ鏡餅 

中七を少し修正した。初孫の誕生という漠然とした言葉より、初孫の具体的なもの・ことに焦点を当てて作品を書いた方がよい。新年のめでたさを少し加えてみました。孫俳句は本当に甘くなりなかなか名句は少ない。

※またもや石本さんの句でした。 塾長報
他の塾生もがんばってリベンジしてください。